これは自分の子供の話ではなく、自分の話。生後40日くらいの話なので38年前の話である。。
自分の親から聞かされた話であるが、「生後40日」で自分はかなり危なかったらしい。
きっかけはただの風邪だったとのこと(風邪との境目はわからないが)。そして、生後3ヶ月〜半年は、親の免疫があるので風邪をひかないはずという言葉も信じたのかもしれない。自分の例からもわかるように、確かにある程度は効いているのだろうけれど、絶対に風邪をひかないなって言う状況があるはずはない。
街の小児科に連れて行ったがなかなかよくならず。赤ちゃんなので当然診察などでは泣くはずであるが、しまいには注射などを打っても泣かなくなったらしい。
小児科医は治療をして様子見だったとのことである。
おかしいと思った親が、たまたま産婦人科によって聞いてみたら、その具合を見た産婦人科医が「これはまずい!」と、救急車で順天堂大学病院に緊急搬送したとのことである。
その後は、適切な処置を受けて快復に向かったが、なんと肺炎だったらしい。
そして怖いことに、あとで小児科医から「どうなりました?」と電話があったらしい。症状が気になったのだろうが、手遅れになるところだったかもしれない。
こういう体験で医者を責めたいわけではなく、やはり医者に万能を求めてはいけないということである。小児科のように広い分野に対応しなければいけない場合には専門外の場合もある。
だからこそ、危ないと思ったら、大きい病院に行く、他の病院にも確認することを強くお薦めする。今でいうところのセカンドオピニヨンである。そのうち紹介するが、自分の子供の時もこれで助かったことがある。
自分の判断でもいけないと書いたが、一人の医者にすべてを任せるというのも無理な話である。すべての病気をわかってくださいというのは、医者にとっての過度な要求であると思う。
2つも3つも病院に連れて行くのは大変だと思うけれど、乳児の命を守るには、それくらいの手間を惜しんではいけないと思う。
医者が大丈夫と言っても、親がおかしいと思ったら、必ず行動するべきである。
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