2018年5月16日水曜日

豆腐メンタル脱却が必須!

最近、「豆腐メンタル」という言葉があるのをご存知だろうか?



説明しなくてもなんとなく意味がわかる気がするが、豆腐のゆうにやわらかくてもろいメンタル(心の強さ)という意味である。

ようするに、傷つきやすい、ちょっとしたことで悩んでしまったり考えてしまったり、怒ってしまったりすることである。

豆腐メンタルを脱却させることは、幼児教育のみならず、大学教育でも非常に重要であると感じでいる。

明治大学で教員をしているが、とても優秀な子が多い。そして、なんとなく育ちの良さを感じる。非常に優秀で良い子が多い。

しかも、私の所属する明治大学農学部は雰囲気がよい。それはとてもすばらしいことなのだけれど、卒業してから「会社に入って、いきなり大変にならないだろうか?」ということも常々感じている(だからといって、わざわざブラックにはできないけれど。。。)

もちろん、会社がみんなひどいところなんて言うつもりはない。しかし、実際には、出世争いや給料・任期・仕事内容について、少なからず争いなどを経験するのが社会人というものであると思う。アルバイトの段階でも経験すると思う。

どんなに優秀でも、少しの傷ついて自分の目標をすぐに諦めてしまうようでは、目標を達成できないし、仕事を続けていくことすらできない。

このことから、知識だけでなく、「どうやってメンタルを鍛えるか?」というのは、私の大学教育のテーマでもある。

生物学だから遺伝子や酵素、バイオプラスチックの生産方法だけを考えているわけではない。むしろ、社会に出てからだれでも使えること、みんなに必要なことを学ばせる方が大事であると思っている。そういう意味ではメンタルを鍛えることが必須である。

かといって、わざわざ傷つけるということはできない。そこで考えているのは「研究のレベルを高くする」ことである。

ようするに、「これくらいやったら当然褒められる」と思っているレベルでも、全然褒めてもらえず、反対に「もっと頑張ろう」と言うことだろうか。

ただし、自分で実践できているかというと全然していない。むしろ、良い結果がでるとすぐに褒めてしまう。よく褒めることが悪いとは思えないが、一方で、メンタルを鍛えるという面ではこれで良いのだろうかと悩んではいる。

他にもいろんな実践法があるので、メンタルの鍛え方についてはまた扱っていこうと思う。


0 件のコメント:

コメントを投稿