2018年5月10日木曜日

ロタウイルスで入院

5月といえば思い出すのがロタウイルスでの子供の入院である。

1歳と少しのころ。5月のことである。

子供が嘔吐と下痢を繰り返していた。上の子はもともととても吐きやすく、熱も出しやすい子だった。だからいつもの風邪のだろうとは思っていた。熱もあったと思うが、それほど高くはなかったと思う。いつもの風邪かと思っていた。

いちおう病院に行き、一般的な薬をもらった。
しかし、全く泣き止まない

赤ちゃんが泣く要因としては、お腹が空いたか、喉が渇いたが多い。しかし、うちの子供は吐きやすいので、少しでも多く水をあげてしまうと吐いてしまうことが多かった。水を一気にあげすぎて、吐いてしまい、逆に脱水症状になることがあるので注意が必要である。

この時は下痢をしていたので、水分補給が欠かせなかったが、水を一度にあげると吐いてしまうので、本当に一さじ
一さじ水をあげていた。

しかし、泣き止まない

そして、座らせてみたら、へなへなと崩れ落ちてしまった。あの時の崩れ落ち方が忘れられない。一生忘れないと思う。

これはおかしいともう一度小児科に行く。病院の先生は特に緊急性を要するとは言わなかったが、こちらもなんかおかしいのではないかと食い下がる。先生もやはり気になったのか、「紹介状を書くから、大きい病院にいきますか?」と聞いてきた。

これは絶対に覚えておいて欲しいが、親がおかしいと思ったら絶対に複数の病院にかかってみるべきだと思う。

すぐに紹介状を書いてもらい、タクシーで大きい総合病院に行った。

その結果は、かなりの脱水症状であった。即入院が必要。即点滴。一度に大量に栄養をあげると体によくないので、すこしずつ慣らすという処置が必要であった。

原因としてはロタウイルス

乳児がよくかかるウイルスで、アメリカでは年間5万人が入院するらしい。日本でも乳児が入院するケースで、最も多いのがロタウイルスとのことである。

必ず一度は感染するらしいが、年齢が低い時にかかると重症化しやすいとのことである。脱水症状をともなうので、適切な処置が必ず必要である。

うちの病院だけなのかわからないが、夜に病院に連れて行き入院をさせたが、なんと母親がそのまま一緒に入院した。いや、当たり前なのかもしれないが。

入院以降はよくなったが、うっかり「様子を見よう」なんて言っていたら危ないところであった。ロタによる脱水症状には要注意である。親として本当に肝を冷やした出来事だった。

下痢と嘔吐が続いたらどうか気をつけて欲しい。

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