この夏の最も素晴らしいニュースかもしれない。
山口県で迷子になっていた2歳児が、3日ぶりに発見。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20180815-OYT1T50021.html?from=ytop_main4
発見したのは尾畠春夫という78歳の男性。スーパーボランティアとして、東日本大震災や山での捜索などを行ってきたらしい。
警察の捜索隊とは全く違う山の上を探して発見。子供の習性を知ってわずか20分間で発見したとのことである。
3日間頑張った子供とともに、素晴らしき尾畠さんに心から敬意を表したい。なんか、日頃仕事に追われ、目標にとらわれている自分が、情けなくなってしまう。いや、研究もとても大事なのだから別に罪悪感を覚える必要はないのだけれど、こういう人には素直に尊敬の念を抱かなければならないと反省してしまう。
子供って、本当に目を離すとどこかに行ってしまう。うちもショッピングモールで一度いなくなった。3歳くらいの時だろうか。
自分は仕事で帰るところだった。母親一人で目を離した隙にいなくなった。私に電話がかかってきた時には「もう1時間も見つからない・・・」という状況だった。
帰りがてら、慌ててタクシーに乗り、「急いで○○(ショッピングモール)へ行ってください」と焦った記憶がある。
ショッピングモールの近くの道路が混んでいたので、少し離れていたけれどタクシーを降りて走る。近くに公園があって、子供を遊ばせているお母さんたちがいたので、「3歳くらいの子供が一人で歩いていなかったでしょうか?」と迷わずに聞く。もうなりふりなんて構ってもいられなかった。
ショッピングモールについたときにはいなくなってから2時間くらいだっただろうか。迷子の届け出はない。妻は青ざめている。そして、妻は警備員室に行き、自分はショッピングモール内を探す。全然見つからない。
そのうち妻から
「防犯カメラの映像から、おもちゃ屋に入ったきり出てこない」
との連絡がある。
そして、そのおもちゃ屋に行ってみると、
ずっとゲームやテレビの画面を眺めている我が子が(笑)
2時間以上眺めていたのか・・・・
ということで、店にお詫びをして解決。まあ、今となっては笑い話だけれど、事件かもしれないと思い、本当に肝を冷やした。文字通り腹の奥が冷える感じである。
なので、それ以来すごく気をつけているが、ちょっと目を離した隙に・・・というのでは親御さんを責められない。
なんにせよ、この素晴らしきニュースで子供の命が助かったことには本当に涙が出る。自分も老後は生き方を考えたいなと思わせる、この夏最高のニュースであったと思う。
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