2018年8月15日水曜日

仕事をしていた方が楽なのでは?

子供は乳児くらいの時のよく思っていたことは、「仕事より育児の方が大変なのでは?」である。

自分は研究者であり、2015年から明治大学の教員ではあるが、それまでは6年間ほど理化学研究所にいた。その前は東大の大学院で博士研究員をしていた。任期制だったので、毎年毎年が勝負であり、とても大変だった。研究の仕事は非常にシビアな競争なので、本当に大変である。

そんな状況なのに、「育児の方が大変かも?」と思っていた。それくらい育児は大変なんだと思う。

そして、育児を女性に任せきった人って・・・正直すごい楽だったと思う。たとえ仕事が大変だったとしても、育児の大変さは別種の壮絶さがある。まあ、自分の世代は結構やっている男性が多いように思うけれど。

もちろん、子供は最高に可愛い。死ぬほど可愛い。それでも四六時中泣かれたりすると、こちらも疲れてくる。休みがない、気が抜けないのが本当に大変なのである。

この育児ブログも、「どうやったら少しでも育児を楽にできるか」という目的で始めている。産後鬱なんて、人ごとではないと思う。それくらいつらいので。

今日の記事で伝えたいことの一つは、「仕事の方が育児よりもなく楽かもしれないと思っている男性がいる」ことだろうか。ただし、仕事も育児も千差万別なので、それぞれであることは言うまでもない。なんにせよ、悩みすぎず、育児を楽しみたいのものだけれど、現役世代はなかなか楽しむまでの余裕はないかと思う。

0 件のコメント:

コメントを投稿